選ぶ際のポイント

立地

マンション前の公園で遊ぶ子供

一度購入したら簡単には買い替えれるものではありませんので、数年後を見据え、住環境も納得できるまでしっかりチェックして下さい。 南側に広い駐車場、倉庫、空き地、畑等があるようでしたら要注意です。 交通の便がよいだけではなく、子供の安全、教育施設など、気にしなければならない項目はいくらでもあります。

最寄り駅

近くに駅があれば、それだけで交通の便がいいというものではありません。 普通以外に急行や準急は止まるか、乗り換えはどうか、終電は早過ぎないか、平日休日それぞれのダイヤを調べます。 駅からの距離についても、パンフレットの徒歩○○分という表示は参考程度にして、実際に最寄り駅からマンションまで歩いてみる事が重要です。 表示されている時間より、実際歩いてみると時間がかかる場合があります。

住宅仕様、設備

パンフレットをよく読み、分からないところは営業マンなりに聞きましょう。 24時間換気エアフローがあれば、結露、ダニ、カビ対策に効果があります。 ですが、換気は吸気口があってはじめて効果があります。 遮音対策も気にしたいことろですが、完璧な防音はありえません。 また音に対して個人差があるため、スラブ厚みや床の構造は充分チェックしましょう。 最上階は太陽の輻射熱で暑くなりやすいので、屋根は外断熱仕様が望ましいです。

周囲の環境

小さなお子様がいる場合は、実際に近くの学校まで歩いてみましょう。 所要時間や通学路が安全かどうかなどを確かめます。 幼稚園、保育園はスクールバスの運行状況や保育時間等も確認しましょう。 また、いざというとき小児科医院が近くにあると安心です。 子供のための公園や遊び場も、気軽に行ける距離か調べておきましょう。 商店街やスーパーマーケットは便利な場所にあるか、また日用品・食料品店だけでなく専門店もあるか調べておきましょう。 市役所、郵便局、銀行など、普段利用しそうな施設もチェックします。

日当たり

現状の日当たりも当然ながら、先のことまで考えてチェックしましょう。 近隣に空き地や老朽家屋はないかを確かめます。 これから購入予定のマンションの隣に、またマンションが建設されるかもしれません。 それによっては日当たりが悪くなることがあります。 すでに建築が決定されている場合は、市区町村の開発課や建築指導課などで調べられます。

予算

マンションを購入するにあたり、予算はもっとも重要なポイントと言っても過言ではありません。 手持資金はどのくらいあるのか、借入れ可能額はいくらか。 入居後のローン返済金額だけでなく、管理費、修繕積立金、駐車場使用料など月々支払う金額を計算し、ローン等の支払可能額を考慮の上、見通しを立てます。 マンションの売買価格以外にも登記費用、ローン保証料、初回支払管理費等、引越し費用、不動産取得税、固定資産税、事務手数料等が必要となりますので気をつけて下さい。